新幹線の中にて
森博嗣の「四季 春・夏・秋・冬」を、周南市に向かう新幹線の中で読み終えた
偶然買った小説
国立大学工学部の助教授である人が、このような小説を次々書くことが出来るとは・・・所詮、僕みたいなものとは違う人種なのだ
ラストのあたり、生は、永遠とつづく無意識の中の、わずかな間訪れるもので、バグのようなもの・・・
読み終えて、しばらくボーと外の景色を眺めていた
判ったような、判らないような
(こんなときは、いつも、まったく判っていない)
さてはと、用意していた次の本を取り出す
これも、内容を確認せず、買ってきた篠田真由美の「仮面の島」
(篠田節子と勘違いしたわけではない・・・と思うのだが)
この始まりに、四季と同じようなことが書かれていて、なんとなくの偶然に、ちょっと変な感じ
この人も、生より死のほうが自然な様なことを書いている
何かを突き詰めて考えている人のことは、日常に流されているものには良く判らない
(勿論、小説の中のことだとは判っているのだが・・・)
なんとなく、20才の頃初めて読んだ倉橋由美子のような感じがした(萩野)
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